2012年1月25日水曜日

猫たち パート3

おてんば桃ちゃん(8才)と桃ちゃんにいつもやられているケンちゃん(3才)。

桃ちゃん
ケンちゃん

桃ちゃんは女の子ながら一匹狼ならぬ一匹猫。
寝る時も誰かとくっついて寝ている姿は未だかつて見たことがありません。ケンちゃんもまたしかり。


ケンちゃんはCoCoちゃんのお兄ちゃんか弟です。親は黒猫ママと白黒のボス猫パパで、このパパの頭の黒い部分がおかっぱ調で美川憲一の前髪みたいなところからケンちゃんという名前になりました。ケンちゃんの黒・白の分かれかたもちょっとおもしろい。


この兄妹は2年前の春まで半のらで夜は家、朝になるとベランダの窓を出してとカリカリし、2人お散歩にでかけ、私たちが帰って来るのを前の家の屋根で待っているというような毎日でした。


1才になりかけのある日の夕方、子連れの黒猫ママ(また子供を産んだ)がベランダにやって来た日、CoCoちゃんだけはサッと家に入ってきたものの、ケンちゃんの姿はまだ見当たらず、夜通し待ってもその日は帰って来ませんでした。
CoCoちゃんはもう外へは出さず、この日から私のケンちゃん探しの毎日が始まりました。

その後、黒ママが他の猫が近寄ろうとすると子供を守るためか威嚇し、近寄らせない様子を見て「ケンちゃんも追い払われた」と確信。


迷い猫の掲示版に投稿し、チラシを作成、警察、保健所、清掃事務所、愛護協会へ連絡し、ポスターを貼る許可をもらいに町会長さん宅へ。そのポスターがコレ。

6月23日から長い落ち着かない日々。日中はあまり動かないと判断し、朝起きられない私はもっぱら夜専門でMHから帰宅後、一休みしてから懐中電灯とケージを持ち、猫が潜んでいそうな暗闇に向かって「ケンちゃん!」と声をかけながら約2時間歩き回ります。猫が帰ってくるおまじないを書いた紙を壁に貼り、ベランダに面した廊下に椅子を置いて眠くなるまで待ち、ため息ついては布団に入るという日が続きました。
去勢したオス猫の行動範囲は半径200mほど。休みの日は自転車でフラフラと通ったことのない道も探索し、それはそれで新しい発見があったりもして気づいた事はお庭の広い「デカい家が多い」事。夏になり暑いせいで道に寝っ転がっている猫とも遭遇し、公園で走り回る仔猫達がいたり、持参しているおやつの量も増やして「ケンちゃん探し」が1ヶ月過ぎた頃、一人では無理だと悟り、チラシをカラーコピーで900枚作り、便利屋さんに依頼する事にしました。お盆明けの8月17日暑い中を2時間で全部ポスティング終了。

19日の夜「庭にいる」と電話があり、駆けつけるも同姓の別の家に行ってしまい時間をロスした為いなくなってしまっていました。が、意外に近場にいるんだと感じて遠出はやめて近所に絞り、帰宅後30分そのお宅を中心にウロウロ。食事後ウロウロ。MHから帰った後ウロウロ。

そして遂に「運命の日」が訪れました。
日中、会社に「またお庭にいるんだけど、捕まえられない」という電話があり、帰宅してすぐ自転車に乗り向かったところ、ちょっと手前の路地奥に横切る白黒猫が一瞬目の隅に入りました。証拠を残そうとあわてて携帯取り出し写した写真がコレ。

人の気も知らないで・・・
軒下の植え込みの中に入って行ったのを確認し、そ~っと近づいて名前を呼ぶとけげんそうな顔しながら出てきたのは正しくケンちゃんでした。

「にゃ~ぉ」と何度も鳴きながら近寄ってきて、最後は足元にゴロリと横になったところを抱きかかえ、自転車放りっぱなしで家まで小走り、玄関入ったところでガクッと力が抜けました。
お腹はペッタンコだったけど、鼻の先が汚れていただけで体の白い部分はさほど汚れておらず、きれいな場所に居られたんだと推測。
早速猫缶、ドライ、水も飲み、妹のCoCoちゃんに「ふぅ~っ!」と言われながらも我関せず、何事もなかったような顔をしているのを見てちょっとは「イラっ」としたけれど、これで長かった猫探しの日々は幕を閉じたのでした。

家から直線で30m位の所、しかも毎日通っている場所。ちょっとしたタイミングのズレで2ヶ月間もかかってしまいました。ノラ生活が多少長かった分勝手知ったる世間でそれなりに生きる術は持っていたのでしょうが、外の世界を知らなかったみいちゃんが一度外に出てしまい、近所の塀の上にいたのを見つけたにも関わらず手を伸ばしたら内側に降りてしまい、どうなる事かと思っていたら翌日には自分から戻ってきてました。根性の無い家猫はそんなものです。




            「好きな動物は?」        「・・・猫かな。あなたは?」


あれ? 違った?

      






2012年1月7日土曜日

お正月気分はまだ抜けず・・・

お屠蘇は飲みませんが、お正月気分が残っていると「お屠蘇気分が抜けない」と表現されますね。

お休みが長かったのでまだポワ~ンとしています。


今年のお正月用に人生初のできあいの「おせち」を注文しました。仕事上でのお付き合いということで・・・というのが真相なのですが、そのお値段がびっくり価格の3万円。
どんな立派な料理かと待っていた暮れの夜9時近くにこんな感じで届き、期待感が・・・


「どれ、どれ~?」と開けて見て、


2人揃って「・・・・・・・。」


前の日、美容院の週刊誌で見た各デパートお薦めのおせち料理10,500円のイメージからその3倍を期待していたギャップが・・・・。

上は和風、下は洋風のそれぞれのお店のおせち料理で確かに才巻き海老、たらば蟹、カラスミとかフォアグラとか他にも高価な材料が使われていました。

元旦にうやうやしくいただきました。
味わったことのないものが多く、それはそれで良し、煮物はうす味で形もきれいに仕上がっていてこれもまた良し。(自分じゃ面とりはこんなに丁寧じゃないし・・・)


あれも、これもと準備する側にとっては楽チンですが、このおせち料理、また来年も届くのかな~。lllll(*´=Å=`*;)llllll ズーン


食べ切れなかったのでちょっともったいなかったぁ。







2012年1月1日日曜日

新年のご挨拶

A HAPPY NEW YEAR!!


皆様、新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお付き合いくださいますようお願いいたします。