4月21日から「直江状」が公開されるというのでわが松風(Cami)に乗って馳せ参じてきました。
江戸東京博物館で開催されている
「大関ヶ原展」
甲冑や刀や屏風うんぬんはさておき、めざすは直江状の展示コーナー。
この家康を大憤慨させ、上杉討伐を決意させたといわれる直江兼続が書した家康への「お返事」なんですが、今回右から左へ「じぃ~~~っ」と見てみました。注釈もあるんですが、漢字、漢字のオンパレード(う~ん読めん)、戦国時代の人たちは一体どんな教育を受けたんだろう・・・
内容は前にもちょっと書いた事ありますが、上杉に謀反の動きあり、と告げ口したやつがいて、家康が出した上洛して説明せよというお手紙に対し
「この前そっちに行ったばかりなのに、そんなに何度も行ってたらまともなお仕事できません。そんなに気になるんなら、来て確かめれば?」
ってざっとこんな内容なんですが
<(_ _)>。(はい、かな~り端折ってます)
ホントは私みたいになんて書いてあるのかわからなかったんで怒った・・・・・あ、まずあり得ませんね
。
で、家康は兵を率いて会津を目指し北上するんですが、石田三成がその留守を狙い処々大名と結託して大阪城を攻め、伏見城を落城させます。
この知らせを栃木県あたりで聞いた家康は、上杉征伐を断念しUターンします。
「花の慶次・漢」で、どうってことのない演出で家康が「西上!」って言うシーンが良く出てきました。西上・・・つまり三成と戦うため戻りますよ、という合図ですね。
あとは上杉征伐参戦要請をしてたチームに任せましたが、家康くんが来ないんならヤーメタ
(*_*;ってチームが続出し、残った出羽の最上義光が上杉と戦うことになります。
このパチ機種は東の関ヶ原の戦いといわれた上杉VS最上の慶長出羽合戦の撤退戦がモチーフで、私はたった7回で大撤退しましたが、関ヶ原の戦いで三成率いた西軍の敗北がその前提にあります。
そんな歴史的背景そこそこ忠実に描いたものでも制作したメーカーのスペックやおかしな演出やらで産廃台と化してしまうのが残念でなりませぬ
。